失業保険受給までの手続きのながれ【求職活動実績のポイント】
失業保険受給までの手続きのながれ【求職活動実績のポイント】
こんにちは!今回は、転職を考えている方が失業保険を最大限に活用しながら、スムーズに次のキャリアへ進めるように、知っておきたい情報をまとめました。
【失業保険の申込手続きと受給までのながれ】
離職票
会社を退職すると、会社から離職票が送られてきます。
ハローワークでの手続き
離職票が届いたら、住所管轄のハローワークに行き、失業保険の手続きを行います。
持参するもの:
- 離職票
- マイナンバーカードまたは通知カード
- 免許証などの本人確認書類
- 写真2枚(3cm×2.5cmの正面上半身のもの)
- 印鑑
- 本人名義の普通預金通帳またはキャッシュカード
※事前に不足がないか、住所管轄のハローワークでご確認ください。
求職の申し込み
ハローワークで申込書を記入し、求職の申し込みを行います。
待機期間
申込み手続きが完了すると、7日間の待機期間に入ります。(この期間中は仕事をしてはいけません。)
雇用保険説明会
待機期間中または申込み終了後、雇用保険の受給方法や求職活動の進め方について、雇用保険説明会が行われます。説明会後、初回の失業認定日が設定されます。(雇用保険説明会は、求職活動としてカウントされます。)
初回の失業認定日
ハローワークに行き、失業認定申告書を提出して求職活動実績を報告します。
失業保険の支給
初回の失業認定日から約1週間後に、指定した口座に失業保険が振り込まれます。
失業保険の最新改正ポイント
2025年4月以降、自己都合退職者にとって有利な失業保険の改正が実施されます。
給付制限期間の短縮など
詳しい改正ポイントについては、こちらの記事でご確認ください。
失業保険を活用するための転職活動のポイント
① 早めにハローワークへ行こう!
失業保険の受給手続きは、離職票が届き次第、速やかにハローワークで申請するのが重要です。特に、教育訓練を活用する場合は、事前の手続きが必要なこともあるので注意しましょう。
② 教育訓練給付金を利用してスキルアップ
失業保険を受給しながら、無料または低コストでスキルアップできる制度があります。
- 教育訓練給付制度:一定の条件を満たせば、受講費用の20~70%が支給されます。
- 公共職業訓練(ハロートレーニング):失業者向けに無料で受講できる講座もあり、資格取得に活用可能です。
活用例
- ITスキル習得(プログラミング・データ分析)
- 介護職員初任者研修
- 簿記・経理講座 など
③ 求職活動の証明を確実に行う
失業保険を受給するには、4週間に2回以上の求職活動が必要です。
求職活動実績としてカウントされる内容
- 求人情報の検索・閲覧:ハローワークや求人情報サイトなどで求人情報を検索し、内容を確認すること。
- 応募書類の作成・送付:履歴書や職務経歴書を作成し、応募先企業に送付すること。
- 面接・説明会への参加:応募先企業との面接や、説明会・セミナーに参加すること。
- ハローワークでの相談・手続き:ハローワークでの職業相談や求職活動に関連する手続きの実施。
- 資格取得のための勉強:資格取得に向けた勉強や、研修・セミナーに参加すること。
- 就職支援プログラムへの参加:就職支援プログラムや職業訓練に参加すること。
その他、転職エージェントとの面談やカウンセリングについても求職実績として認められるため、弊社へのご相談をご検討してみてはいかがでしょう!
※求職活動実績として認められるかどうかは、それぞれの自治体や支援機関によって異なる場合がありますので、詳細はハローワークや各種支援機関に確認すると良いでしょう。
まとめ
失業保険を賢く活用しながら、転職活動をスムーズに進めるためには、制度を理解し、計画的に動くことが重要です。特に、教育訓練の活用や求職活動の証明をしっかり行うことで、より有利な転職が可能になります。
【参考資料】
- ハローワーク:雇用保険の具体的な手続き
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